2020年06月19日

古い体温計の電池交換

新型コロナ騒動の影響で体温計の出番が増えています。我が家には電池の切れたオムロンのMC-680と20年以上使っていると思われるテルモのC21があります。テルモC21は凄いことに表示が薄くなっているもののまだ使えています。MC-680も電池を交換して使えるようにしました。これで特に問題は無いのですが、テルモC21にはもう少し頑張ってもらおうと電池の交換に挑戦してみました。
テルモのC21は電池の交換ができないように密封されています。しかし、ネットで検索してみると交換に挑戦した例があり、内部の状況が分かります。その情報を参考にして電池交換するための窓を四角に切り抜くことにしました。円筒状に切ってしまうと電池交換後に再利用する時、強度が不足して持ちにくくなってしまいそうです。
ミニテーブルソーを使って切り抜いた状態です。うまい具合に行きました。
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ボタン電池のプラス電極板を外して電池を交換しました。電極板はストッパーに引っかかって固定されていますので、先の尖ったピンセットで外すことができます。プラス電極板は交換前の状態のように収めます。少し浮き上がっていると電極の端子がずれていますので、動作することを確認しながらうまく収めます。
DSC_2004s.jpg

電池交換が終わったら、切り抜いた所を接着します。今回はセメダイン スーパーX2を使いました。ミニテーブルソーで切ったので切断面が無駄に長くなっていますので、少し接着剤を塗って貼り合わせ、仮止めした後に追加で接着剤を肉盛りします。
DSC_2011sa.jpg

買ってから20年以上過ぎているので、電池交換しても表示の色は初期の状態には戻らず薄いですがちゃんと動作します。
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この体温計にはもう少し頑張ってもらいましょう。

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2020年6月20日追記
ネットで検索していたら、体温計の電源にリードスィッチを使っている例があるとの情報がありましたので実験してみました。磁石に近づけて行き、表示がまだ見えている状態です。
DSC_2019s.jpg

さらに近づけると表示が消えます。
DSC_2020s.jpg

テルモC21はケースから出すと表示がONになるので電子的なスイッチがあるんだろうなと思っていたのですが、リードスイッチだったようです。この方法だと確実に電源を切ることができるし、電池の消耗も防げます。長く使えている理由の一つが分かりました。
posted by lobs at 21:41| Comment(0) | 日記

2020年04月29日

XLR内蔵マイクアンプは15Vで動作するか確認

2020年2月9日にマイクアンプ製作会を行いました。そのときに製作したマイクをベリンガーのDEQ2496に接続したみたとの情報が「Masaの手作りオーディオ」さんからありました。ファンタム電源電圧が15Vですので、動作するとは予想していなかったのでちょっとびっくり。
これは確認しておく必要があると思い、まず、先日書き込んだ 電圧を変更できるファンタム電源アダプタを作りました。
今回は、これを使って試験してみました。
FETに2SK879を使ったマイクアンプの回路ですが、三太郎さん式の回路はこちらです。
201907-m-23C-K879-s白黒.bmp

蝦名の回路(以前にも載せましたが、「ShinさんのPA工作室」の回路に三太郎さんのアイディアを取込んだもの)はこちらです。
e18c-K879-s白黒.bmp

使ったマイクはこちらです。マイクカプセルは三太郎さんに選別してもらったXCM6035(WM-61A互換品)を使いました。上側の灰色のブッシュを使った二本が三太郎さんの回路基板を入れたものです。
DSC_1915s.jpg

マイクカプセルを接続した状態でないと電流バランスが崩れて動作確認ができないので、周波数特性などは測定できません。ファンタム電圧を変えたときに各部の電圧を測定し、またアンプの動作確認はDR-100IIを接続してマイクが拾った音を聞くことで行いました。
DSC_1897s.jpg

DEQ2496のマイクアンプは回路図を見つけることができませんでしたが、DCX2496と同じであろうと推定しました。この場合15Vに接続する抵抗は1kΩになりますので、下の写真のようにピンヘッダにソケットを二段に重ねて挿入し、6.8kΩとパラに1.2kΩを入れてテストしてみました。今回は、15Vと12VでDEQ2496と推定した回路で測定を行いました。
DSC_1899s.jpg

2SK879差動FETに流れる全電流を以下に示します。差動FETの全電流はファンタム電源電圧の変化に対してほぼ直線的に変化します。DEQ2496と推定した条件との差は大きくありませんでした。
20200428_ファンタム電圧の影響調査2s.jpg

次に、マイクカプセル電圧とマイクカプセル電流を以下に示します。マイクカプセル電圧はファンタム電源電圧が15V、12Vで0.5V以下になってしまいます。DEQ2496と推定した条件との差は、やはり大きくありませんでした。
しかしマイクカプセル電流はマイクカプセル電圧の影響をあまり受けておらず、ファンタム電源電圧の変化に対してほぼ直線的に変化していました。
20200428_ファンタム電圧の影響調査1.jpg

マイクは12Vでもちゃんと音を拾って動作していました。マイクカプセルはかなり低い電圧から動作しているようです。
マイクカプセル電圧の変化から推定して、三太郎さん式の回路、蝦名の回路とも感度は下がりますが ファンタム電源電圧は24Vあれば安定に動作するようです。また、12Vくらいまで低下しても、とりあえずは音を拾うことができるようです。
これらの結果から、予想外に低い電圧から動作していることが分かりました。感度が低下するとか、負荷によっては出力電圧が不足するといったことは考えられますが、動作するという意味では環境の変化に強いマイクアンプであることが分かりました。
posted by lobs at 10:12| Comment(2) | 録音

2020年04月23日

DroidCamが便利

新型コロナウィルス騒動でzoomなどを使ったテレビ会議が流行しているせいか、webカメラ、PC用マイクが入手し難くなっています。ちょっと前までは安く入手できたものが、値段が上がってしまって買う気になれません。
手元にあるスマホのカメラを利用するソフトがないかと思って調べてみると、iVCamとかDroidCamがありました。検討を始めた頃は、iVCamにはUSB接続機能がなかったようなので、DroidCamを使うことにしました。
DroidCamは、その名前の通りAndroidスマホでしか使えません。手元に昔使っていたArrows M02があるのでそれにインストールしてみました。
使い方はネットを調べると沢山あるので設定に苦労はしませんが、USB接続をする場合は「開発者向けオプション」の「USBデバッグ」をONにしておく必要があります。
あと はまったのがスマホのFront Cameraを使う設定です。
ネットにあったちょっと古い情報だと、「Settings」メニューの中に「Use Front Camera」のチェックボタンがあることになっています。これがあるものと信じ込んでいましたが、下のスクリーンショットのように見当たりません。
Screenshot_2020-04-23-04-23-54.png

このため、背面のカメラを使っていました。その点をGoogle Play Storeに評価を書き込んだら、早速Dev47Appsの担当者からメールが届いて、「Camera」メニューの中を見たのか? という指摘がありました。操作してみると、「Camera」の下にメニューがありました。
ここで、「Front」を選ぶと前面カメラが使えます。
Screenshot_2020-04-23-06-43-16.png

PC側には同じくDroidCamAppをインストールします。これを起動し、スマホのDroidCamを起動してPC側からスマホ(M02)を選択します。USB接続であることと、「Audio」にもチェックが入っていることを確認し、「Start」ボタンを押すとスマホがwebカメラとPCマイクとして使えるようになります。
ss010 - Connect.png

有料版(500円くらい)は、拡大縮小、ミラーなどの操作も可能です。
ss011 - DroidCam Client.png

何故前面カメラにこだわるかというと、前面カメラにしておけば通話中にスマホ側からも簡単に操作できるようになるし、スマホの状態の確認も容易です。やっぱり、前面カメラを使うのが便利だと思います。あと、個人的な理由ですが、スマホスタンドとしてこれも手元にあるミニバイスを使っています。前面カメラを使うようにしておけば、スマホの画面がミニバイスに当たることがなくなります。
DSC_1829s.jpg

先週、背面カメラの状態でしたが zoomの会議に参加して、カメラとマイクの両方とも特に問題なく使えることが確認できました。マイクを用意しなくて済むのはありがたいです。また、USB接続だと通信が安定するようなのでその点でも安心です。
最近、iVCamもUSB接続に対応するようになったという情報がありますので、iphoneユーザーはこれをwebカメラとして使ってみたらいいかと思います。
posted by lobs at 06:23| Comment(0) | パソコン