2019年03月10日

コテ先温度計センサの劣化

前に書いたPX-238のコテ先温度を測定しているとき、コテ先をちょっと動かすと温度が大きく変化する現象が出ました。いつも使っている安物温度計が壊れたかなと思い、確認するためにしまい込んであったHAKKO 192で測定してみると大丈夫です。 安物温度計が壊れたと確信しかかったのですが、念の為センサを交換してみました。そうしたら、ちゃんと測定できます。
今までは、コテ先温度計のセンサは長く使えると信じ込んでいて、測定頻度少ないこともあって6年間くらいそのまま使っていたのですが、劣化することを認識しました。
下が今回劣化したセンサです。見た目は裏側が酸化している程度で大きな変化はありませんでしたが、劣化していました。上は、中華製の互換品です。今回はこちらに変更してみましたが、特に問題なく使用できました。
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左がHAKKO純正品のセンサ、右が中華製の互換品ですが、並べてみますと作りがだいぶ違います。熱電対に使用している金属の組成が許容範囲内にあれば温度は測定できますので、測定には問題はないようですが、変な値が出たら確認が必要かもしれません。
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コテ先温度計のセンサが劣化すると温度が低く出る程度かなと思っていたのですが、変な動きをすることがあるようです。今後は使用頻度にもよりますが、2年くらいで交換しようかと思います。
posted by lobs at 17:50| Comment(0) | はんだごて

goot PX-238を買ってしまった。

gootのPX-238を買ってみました。何故、温度固定の温調はんだごてを入手したかというと、安かったことと、「じじいの実験室」さん https://blogs.yahoo.co.jp/m_yokoshima/11816927.html に半固定抵抗で温度設定が変えられるという情報があったので、それならば いじってみようと思ったためです。
半固定抵抗は、2kΩでした。少し、斜めに付いています。
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この状態で電源を入れてコテ先温度計で確認してみると、380℃のときの抵抗値が1.22kΩ、320℃くらいのときが1.13kΩです(手持ちのテスターの表示値)。センサー、ゲート・トリガICなどを接続しているときの値ですが、半固定抵抗を外して測定してみても、20Ω程度しかずれていませんでしたので、ほぼこの抵抗値で温度を設定しているようです。
2kΩの半固定抵抗で100Ω程度の調整をするのは、結構難しいと思われます。そこで、半固定抵抗を500Ωに変更し直列に1kΩの抵抗を入れることにしました。
半固定抵抗は東京コスモスのGF063UTタイプが手元にあったので、それを利用します。写真のように端の足を一本切断して使いますが、右回りで設定温度が上がるようにします。また、センターとプラス電圧側の端子をショーツして使うのが普通だと思いますが、半固定抵抗の両端にかかっている電圧が40mV程度でしたので二本の端子だけで使うことにしました。
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1kΩの抵抗を入れるにはパターンを修正する必要があります。今回は、写真のようにしてみました。
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これに伴って、裏側にジャンパを配線します。
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このようにすることで、半固定抵抗の調整角度が大きくなり、外からでも容易に調整できるようになりました。
動作確認してみると改造した効果があって、温度調節が楽になっていました。
本体に穴を開け、320℃、380℃、420℃の位置にマーキングした状態です。
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このハンダゴテは、お出かけ用にしようかと思っています。
posted by lobs at 10:14| Comment(0) | はんだごて

2019年02月17日

CM6631a USB DAC基板のセルフパワー化

手元にあるUSB DACが古いため 最近流行りの192kHz音源が再生できません。また、三太郎さんの88.2kHz録音も受け付けてくれません。そこで、安いUSB DACを探したらCM6631aを使ったものが目に付きました。非同期で動作するらしく、45.1584MHzと49.152MHzの発振器を載せています。発振器はMEMSを使ったPLLタイプですが、最近のものは非常に精度が良くなっていて水晶と遜色ないレベルになっているようです。基板上のDACはES9023です。同軸と光のSPDIF出力がありますが、この他に基板上にI2S出力端子を付けることができるようになっています。
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元々はバスパワーで動作するようになっていて、0.1Aくらいの電流が流れます。これをセルフパワーで使おうと思って調べてみました。セルフパワーにしようと考えているのは、基板と共通の電源を使って、外付けの回路を組み込むつもりでいるためです。
単純にPC或いはUSBハブ側からの5Vを切って 外から5Vを供給してみましたが、動作が安定しません。また、スマホに接続してみると、48kHzまでしか対応できないと表示されます。ネットで調べてみると、D+ラインを1.5kΩでプルアップするとハイスピードになるようなので、抵抗を入れてみることにしました。但し、CM6631aにプルアップ抵抗が内蔵されていると思われるので、あまり小さな値だとUSBの負荷が重くなってしまいます。そこで、4.7kΩを入れることにしました。
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aitendoで買った変換基板を細工して外部電源を使えるようにし、さらに4.7kΩのプルアップ抵抗を入れます。この状態で試験してみました。
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その結果、動作が安定してセルフパワーのUSB DACとして使えるようになりました。PCから USB2.0 High Speed True HD Audio として認識されています。他のUSB DACとの切り替えも問題ありません。
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また、FoobarだとASIOが使えますので、音源ファイルの周波数に対応してSPDIF出力のサンプリング周波数が切り替わります。これは便利です。
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スマホに接続して96kHz24bitのファイルを再生してみましたが、問題なく再生できました。
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CM6631aを使ったUSB DACの場合は、基板をいじることなく4.7kΩのプルアップ抵抗を入れることでセルフパワー化できるようです。この形でケースに納めてみようと考えています。
posted by lobs at 21:45| Comment(0) | デジタル・オーディオ