2020年07月04日

ちゃんとした圧着工具はやっぱりいい

いままでは30年以上前に買った安物の圧着工具を使っていました。ワイヤストリッパとしても使えますが 力が掛かり難いので、思いっきり力を込めて作業していました。また、圧着後の端子を噛み込んでしまうので、端子を外すのにも苦労します。
以前の会社で使ったことのある圧着ペンチ(設備屋さんが使っていたのでたぶん高級品)も、噛み込む点では似たようなものだったので、こんなものかと思いこんでおりました。使い方を間違えていただけかもしれませんが・・・
最近になってちゃんとした圧着工具が欲しくなり、amazonで安く売っていたロブテックスのAK-15AとAK-2MAを買ってしまいました。国内メーカーの製品としては比較的安価に購入できます。用途的にはサイズの小さなAK-2MAで十分なのですが、太いケーブルを作業することも考えてAK-15Aも買いました。
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ここまでの内容であればブログに上げることもないのですが、実際にAK-2MAを使ってみると軽く作業できることにちょっとびっくりです。あと、圧着後に噛み込んで取り難くなるようなことがありません。以前、会社で使った圧着ペンチはなんだったのだろうか??? やっぱり使い方を間違えていた??
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圧着端子を使う頻度は少ないのですが、こんなに使いやすいのであれば早く買えばよかったと思いました。オーディオ関係の圧着作業をする場合は、AK-2MAはお勧めです。
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posted by lobs at 19:32| Comment(0) | 電子工作・実体顕微鏡

2020年06月19日

エミッタフォロワ出力タイプマイクアンプの製作

BM-800のアンプ基板や、Schoeps CMC5と言われている回路にはエミッタフォロワ出力タイプのマイクアンプが使われています。今までこのタイプのアンプに手を出さなかったのは、エミッタ-コレクタ電圧が低いまま使われていてトランジスタの動作が苦しそうに見えるためです。しかし、定数を選べばエミッタ-コレクタ電圧を高くすることができそうなので、挑戦してみました。
公開されている回路をそのまま使っても面白くないので、三太郎さんのアイディア(マイクカプセルのドレイン側をK879のカスコード接続で受けて、ドレイン側の出力を取り出す方法)を加えた回路で基板を起こしてみました。pnpトランジスタは、電流-hfe特性の優秀な2SA1586(2SA1015のパッケージ違い)です。この基板を使って定数を変えた二種類のアンプを作ってみました。最初は、2SA1586のベース-エミッタ間に抵抗を入れてhfeの影響を抑え込むタイプです。
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もう一つはベース-コレクタ間の抵抗を大きくしてエミッタ-コレクタ間の電圧を上げるタイプです。コレクタ側の電圧はエミッタ-コレクタに入れる抵抗とトランジスタのhfeに依存するので適切な組み合わせにする必要があります。今回は上に書いたベース-エミッタ間に抵抗を入れたものと同じ1MΩを使いました。
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0.2uFは40V以上の耐圧が必要ですが、0.22uFとか0.33uFのPMLCAPをまともに買うと1個1000円とかのすごい値段になるので0.1uFを二段重ねにしています。マイクカプセルは三太郎さんに選別してもらったXCM6035です。
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XLRコネクタと基板を接続している状態です。
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完成したマイクです。
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エミッタフォロワタイプの出力になるのでゲインが低いかなと思いましたが、DR-100Mk3を使った三太郎さんのテストでは意外とゲインが落ちていないようです。出力インピーダンスが低いことにより、負荷インピーダンスが低い場合でもレベルが下がりにくい事が効いているようです。
私が簡単に音質のテストした感じでは両者の音に違いがあります。B-E抵抗ありは落ち着いた音、B-E抵抗なしは少しハイ上がりのくっきりした音に感じました。
このあたりを含めて三太郎さんに評価をお願いしています。
posted by lobs at 22:08| Comment(0) | 録音

古い体温計の電池交換

新型コロナ騒動の影響で体温計の出番が増えています。我が家には電池の切れたオムロンのMC-680と20年以上使っていると思われるテルモのC21があります。テルモC21は凄いことに表示が薄くなっているもののまだ使えています。MC-680も電池を交換して使えるようにしました。これで特に問題は無いのですが、テルモC21にはもう少し頑張ってもらおうと電池の交換に挑戦してみました。
テルモのC21は電池の交換ができないように密封されています。しかし、ネットで検索してみると交換に挑戦した例があり、内部の状況が分かります。その情報を参考にして電池交換するための窓を四角に切り抜くことにしました。円筒状に切ってしまうと電池交換後に再利用する時、強度が不足して持ちにくくなってしまいそうです。
ミニテーブルソーを使って切り抜いた状態です。うまい具合に行きました。
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ボタン電池のプラス電極板を外して電池を交換しました。電極板はストッパーに引っかかって固定されていますので、先の尖ったピンセットで外すことができます。プラス電極板は交換前の状態のように収めます。少し浮き上がっていると電極の端子がずれていますので、動作することを確認しながらうまく収めます。
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電池交換が終わったら、切り抜いた所を接着します。今回はセメダイン スーパーX2を使いました。ミニテーブルソーで切ったので切断面が無駄に長くなっていますので、少し接着剤を塗って貼り合わせ、仮止めした後に追加で接着剤を肉盛りします。
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買ってから20年以上過ぎているので、電池交換しても表示の色は初期の状態には戻らず薄いですがちゃんと動作します。
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この体温計にはもう少し頑張ってもらいましょう。

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2020年6月20日追記
ネットで検索していたら、体温計の電源にリードスィッチを使っている例があるとの情報がありましたので実験してみました。磁石に近づけて行き、表示がまだ見えている状態です。
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さらに近づけると表示が消えます。
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テルモC21はケースから出すと表示がONになるので電子的なスイッチがあるんだろうなと思っていたのですが、リードスイッチだったようです。この方法だと確実に電源を切ることができるし、電池の消耗も防げます。長く使えている理由の一つが分かりました。
posted by lobs at 21:41| Comment(0) | 日記