2019年03月10日

goot PX-238を買ってしまった。

gootのPX-238を買ってみました。何故、温度固定の温調はんだごてを入手したかというと、安かったことと、「じじいの実験室」さん https://blogs.yahoo.co.jp/m_yokoshima/11816927.html に半固定抵抗で温度設定が変えられるという情報があったので、それならば いじってみようと思ったためです。
半固定抵抗は、2kΩでした。少し、斜めに付いています。
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この状態で電源を入れてコテ先温度計で確認してみると、380℃のときの抵抗値が1.22kΩ、320℃くらいのときが1.13kΩです(手持ちのテスターの表示値)。センサー、ゲート・トリガICなどを接続しているときの値ですが、半固定抵抗を外して測定してみても、20Ω程度しかずれていませんでしたので、ほぼこの抵抗値で温度を設定しているようです。
2kΩの半固定抵抗で100Ω程度の調整をするのは、結構難しいと思われます。そこで、半固定抵抗を500Ωに変更し直列に1kΩの抵抗を入れることにしました。
半固定抵抗は東京コスモスのGF063UTタイプが手元にあったので、それを利用します。写真のように端の足を一本切断して使いますが、右回りで設定温度が上がるようにします。また、センターとプラス電圧側の端子をショーツして使うのが普通だと思いますが、半固定抵抗の両端にかかっている電圧が40mV程度でしたので二本の端子だけで使うことにしました。
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1kΩの抵抗を入れるにはパターンを修正する必要があります。今回は、写真のようにしてみました。
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これに伴って、裏側にジャンパを配線します。
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このようにすることで、半固定抵抗の調整角度が大きくなり、外からでも容易に調整できるようになりました。
動作確認してみると改造した効果があって、温度調節が楽になっていました。
本体に穴を開け、320℃、380℃、420℃の位置にマーキングした状態です。
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このハンダゴテは、お出かけ用にしようかと思っています。
posted by lobs at 10:14| Comment(0) | はんだごて

2019年02月17日

CM6631a USB DAC基板のセルフパワー化

手元にあるUSB DACが古いため 最近流行りの192kHz音源が再生できません。また、三太郎さんの88.2kHz録音も受け付けてくれません。そこで、安いUSB DACを探したらCM6631aを使ったものが目に付きました。非同期で動作するらしく、45.1584MHzと49.152MHzの発振器を載せています。発振器はMEMSを使ったPLLタイプですが、最近のものは非常に精度が良くなっていて水晶と遜色ないレベルになっているようです。基板上のDACはES9023です。同軸と光のSPDIF出力がありますが、この他に基板上にI2S出力端子を付けることができるようになっています。
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元々はバスパワーで動作するようになっていて、0.1Aくらいの電流が流れます。これをセルフパワーで使おうと思って調べてみました。セルフパワーにしようと考えているのは、基板と共通の電源を使って、外付けの回路を組み込むつもりでいるためです。
単純にPC或いはUSBハブ側からの5Vを切って 外から5Vを供給してみましたが、動作が安定しません。また、スマホに接続してみると、48kHzまでしか対応できないと表示されます。ネットで調べてみると、D+ラインを1.5kΩでプルアップするとハイスピードになるようなので、抵抗を入れてみることにしました。但し、CM6631aにプルアップ抵抗が内蔵されていると思われるので、あまり小さな値だとUSBの負荷が重くなってしまいます。そこで、4.7kΩを入れることにしました。
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aitendoで買った変換基板を細工して外部電源を使えるようにし、さらに4.7kΩのプルアップ抵抗を入れます。この状態で試験してみました。
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その結果、動作が安定してセルフパワーのUSB DACとして使えるようになりました。PCから USB2.0 High Speed True HD Audio として認識されています。他のUSB DACとの切り替えも問題ありません。
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また、FoobarだとASIOが使えますので、音源ファイルの周波数に対応してSPDIF出力のサンプリング周波数が切り替わります。これは便利です。
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スマホに接続して96kHz24bitのファイルを再生してみましたが、問題なく再生できました。
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CM6631aを使ったUSB DACの場合は、基板をいじることなく4.7kΩのプルアップ抵抗を入れることでセルフパワー化できるようです。この形でケースに納めてみようと考えています。
posted by lobs at 21:45| Comment(0) | デジタル・オーディオ

2019年02月16日

FOSTEX T50RPを入手

以前から使いたいと思っていながら なかなか手頃な価格で入手できなかったFOSTEXのT50RPですが、メルカリで安く出ていたので買ってしまいました。型番はT50RP mk3nでコネクタの接触不良が起きやすいために販売期間が1年間くらいだったものです。現在はmk3gに変わっていて金メッキのコネクタにすることで接触不良を軽減しているようです。
手に入れたT50RP mk3nです。
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コネクタは接触不良を起し易いということなので、まずプラグにシリコンスプレーを吹き付け、ソケットに差し込んで何回か動かしました。ヘッドホン側のコネクタは元々安定していたようですが、シリコンスプレーの処理でさらに安定すると思います。アンプに接続する方のプラグも同様に処理しましたが、こちらは接触不良があったのでアンプに差し込んで何回か回す必要がありました。その後は安定しています。

この状態で使ってみましたが、今まで使っていたオーディオテクニカのATH-A1000Xに較べて よりフラットな印象です。ATH-A1000Xもモニタ的だなと思ったのですが、T50RP mk3nに較べるとドンシャリ傾向になります。音楽を聴くためのヘッドホンとモニタヘッドホンの違いが出ているようです。
個人的には、T50RP mk3nの方が好みの音なので、こちらを常用することになりました。
但し、セミオープンヘッドホンの特性に合わせているため、ヘッドホンパッドが小さめで耳全体が納まりません。ネットを調べてみると、SHUREのHPACE840に交換すると耳全体が収まるようです。早速買ってみました。
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左がSHUREのHPACE840、右が付属のパッドです。穴の部分の大きさが違います。
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T50RP mk3nのドライバです。写真を撮り忘れましたが、ヘッドホン本体の窪みにスポンジが納まり、ドライバ部分以外を覆うようになっています。
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T50RP mk3nはモニタ用途にももちろん使えますが、音離れが非常に優れているので 音楽を聴いていても音の違いを聴き取ることができます。音の好みの問題はありますので 気に入るかどうかは別ですが、一台持って損のないヘッドホンだと思いました。
posted by lobs at 07:43| Comment(0) | ヘッドホン