2022年01月16日

Ryobi充電器P117もどきを購入

リョウービのドライバドリルBD-122ですが、買ってから十年以上過ぎているものの 故障も無いのでそのまま使い続けています。しかし、バッテリーのB-123F2がニッケルカドミニウム電池のせいで、放置しておくと残量が少なくなってしまいます。また、寿命が短くて2〜3年で使えなくなってしまいます。
最近はニッケル水素タイプの互換品が安く手に入るのでそれを購入したのですが、本体に付属している充電器だと充電時間がやたら長くなります。リョービもこのタイプの道具には力を入れていないようで、ニッケル水素の互換バッテリーを充電できるような充電器を発売していないようです。

ニッケルカドミウム用の充電器を使うしか無いかなと思っていたのですが、ネットを見ていたら中華製のP117充電器もどきが目に付きました。オリジナルは18Vのリチウムイオン電池とニッケルカドミウム電池用のものらしいのですが、互換品は12Vのニッケルカドミウム電池も充電できるようです。また、12Vではないですがニッケル水素電池も充電できるようです。だったら、12Vのニッケル水素電池も充電できる可能性が高いだろうと思いました。

そこで、いつものAliexpressに駄目元で注文してみました。

届いた箱です。潰れたりしていることはないようです。
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開封してみると、まともな風に見えます。
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オリジナルにはオレンジ色のランプがあるようですが、これには赤と緑のランプだけです。また、5VのUSB充電用のポートがあります。
電源に接続すると、待機状態の赤ランプが点灯します。
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バッテリーを入れると緑のランプが点滅し充電中であることを表示します。充電が終わると点滅しなくなり連続点灯になります。
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とりあえず充電できたようなので、しばらくは様子見で使っていこうかなと思います。
posted by lobs at 10:25| Comment(0) | 日記

2022年01月09日

AIYIMA A07用48V電源

なんとなく48V 7〜10Aくらいのスイッチング電源を探していたら、amazonで48V8.3Aの電源が安く出ていました。S-400-48という型番で、LED用の電源のようです。注文して届いたものは不良品だったので返金処理してもらい、同じものを再度注文しました。2回目に届いたものは問題なく動作しました。念のため、簡単な負荷試験を行い、800Wの電熱器に接続して4A流してみましたが、殆ど電圧が変化しませんでした。これ以上の電流だとトラブルが起こったときの影響がちょっと怖いので、ここまでにしています。
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冷却ファンは常時回転するようになっているようです。煩いので回転を抑える抵抗を直列に入れることにします。
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とりあえず、ファンを使わない状態で動作試験をしてみました。電源の温度上昇は感じられず、特に問題なく動作していました。大音量を連続で再生するような使い方以外であれば、ファンの回転数を抑えた状態で問題ないようです。
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ファンの回転を抑えるための抵抗は試行錯誤の結果、680Ωをパラにして340Ωとしました。スイッチで抵抗をショートできるようにしています。このとき、抵抗の両端には約12V、ファン側には約5Vの電圧が発生していました。
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抵抗を直列に入れて回転を抑えた状態だと、ファンの音が殆ど聞こえなくなります。
前回のブログで紹介した電源のフィルタを入れた状態で、A07に付属してきた32VのACアダプタと今回のスイッチング電源の再生音を比較してみましたが、大きな差はないように感じました。
A07は、さすがに半導体無帰還アンプと較べると音の差がかなりあり通常使うアンプにはなりません。しかし、QUAD77パワーアンプと較べると似たような傾向の音になります。QUAD77パワーアンプよりも音が硬めですが、持ち運び用のアンプとして大出力、小型のアンプとして使えるレベルなのではないかと思いました。
posted by lobs at 12:14| Comment(0) | アンプ

2021年12月26日

AIYIMA A07の電源にフィルタ追加

デジタルアンプで以前からやってみたかったのは、スイッチング電源の出力にCRフィルタを入れたときの音の違いの検証です。スイッチング電源よりも電源トランスを使ったアナログ電源の方が音が良いのは昔から知られており、確認もしていました。しかし、電源トランスは重いのでスイッチング電源の軽さ、小ささは魅力的です。そこで、中間を狙ってスイッチング電源とデジタルアンプの間にCRフィルタを入れて見ることにしました。LCフィルタでもいいのですが、適当な部品が手元になかったのでCRにします。
回路図は以下のようにします。抵抗は0.1Ωのメタルプレート型、コンデンサは3300uFを4本と100uFの固体高分子電解コンデンサです。ACアダプタはA07に付属してきた32V5Aのものです。
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予備試験で3300uFを4本と15000uFをパラにしてみましたが、電源をON-OFFしたときにハンチングが起こるので3300uFを4本だけにしました。あと、A07の電源入力ジャックは内径2.5mmなのでそれに対応したプラグ(MJ-15)とジャック(MP122CF)を用意します。ケースはショートが怖いので秋月で売っているプラスチック製のもの(TB-32)にしました。
注意点ですが、DCプラグはセンターがフォーク型のものを選ぶ必要があります。最初、手元にあったフォーク型ではないものを使ったところ、全く接触していなくて焦りました。
ケースに押し込んだ状態です。
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A07は以前の改造から若干変更しています。6Vを作っているコンデンサを100uFに容量を増やしました。
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基板の写真です。16V100uFのコンデンサが見えます。
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ACアダプタと今回制作したフィルタとA07を接続し、A07をONにしたときの電源の状態です。
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フィルタを通った後に、パルス性のノイズレベルが低くなっています。もう少しノイズレベルが下がると思っていたのですが、これはオシロの測定ポイント、アースの採り方の問題のような気がします。なによりも、デジタルオシロに慣れていなくて操作に四苦八苦してしまいました。

フィルタの効果ですが、高音側の濁りが大きく改善されます。抵抗を0.22Ωにすると更に改善される傾向があるように感じますが、音がより平面的になり抑圧感が強くなるので0.1Ωにしています。
試しにFX-AUDIOのd302Jと12VのACアダプタでも確認してみましたが、やはり高音の濁りが改善されます。
ACアダプタなどのスイッチング電源のハンチングには気を付ける必要がありますが、試してみる価値があるように思いました。
posted by lobs at 07:47| Comment(0) | アンプ