2019年02月17日

CM6631a USB DAC基板のセルフパワー化

手元にあるUSB DACが古いため 最近流行りの192kHz音源が再生できません。また、三太郎さんの88.2kHz録音も受け付けてくれません。そこで、安いUSB DACを探したらCM6631aを使ったものが目に付きました。非同期で動作するらしく、45.1584MHzと49.152MHzの発振器を載せています。発振器はMEMSを使ったPLLタイプですが、最近のものは非常に精度が良くなっていて水晶と遜色ないレベルになっているようです。基板上のDACはES9023です。同軸と光のSPDIF出力がありますが、この他に基板上にI2S出力端子を付けることができるようになっています。
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元々はバスパワーで動作するようになっていて、0.1Aくらいの電流が流れます。これをセルフパワーで使おうと思って調べてみました。セルフパワーにしようと考えているのは、基板と共通の電源を使って、外付けの回路を組み込むつもりでいるためです。
単純にPC或いはUSBハブ側からの5Vを切って 外から5Vを供給してみましたが、動作が安定しません。また、スマホに接続してみると、48kHzまでしか対応できないと表示されます。ネットで調べてみると、D+ラインを1.5kΩでプルアップするとハイスピードになるようなので、抵抗を入れてみることにしました。但し、CM6631aにプルアップ抵抗が内蔵されていると思われるので、あまり小さな値だとUSBの負荷が重くなってしまいます。そこで、4.7kΩを入れることにしました。
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aitendoで買った変換基板を細工して外部電源を使えるようにし、さらに4.7kΩのプルアップ抵抗を入れます。この状態で試験してみました。
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その結果、動作が安定してセルフパワーのUSB DACとして使えるようになりました。PCから USB2.0 High Speed True HD Audio として認識されています。他のUSB DACとの切り替えも問題ありません。
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また、FoobarだとASIOが使えますので、音源ファイルの周波数に対応してSPDIF出力のサンプリング周波数が切り替わります。これは便利です。
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スマホに接続して96kHz24bitのファイルを再生してみましたが、問題なく再生できました。
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CM6631aを使ったUSB DACの場合は、基板をいじることなく4.7kΩのプルアップ抵抗を入れることでセルフパワー化できるようです。この形でケースに納めてみようと考えています。
posted by lobs at 21:45| Comment(0) | デジタル・オーディオ