2019年02月16日

FOSTEX T50RPを入手

以前から使いたいと思っていながら なかなか手頃な価格で入手できなかったFOSTEXのT50RPですが、メルカリで安く出ていたので買ってしまいました。型番はT50RP mk3nでコネクタの接触不良が起きやすいために販売期間が1年間くらいだったものです。現在はmk3gに変わっていて金メッキのコネクタにすることで接触不良を軽減しているようです。
手に入れたT50RP mk3nです。
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コネクタは接触不良を起し易いということなので、まずプラグにシリコンスプレーを吹き付け、ソケットに差し込んで何回か動かしました。ヘッドホン側のコネクタは元々安定していたようですが、シリコンスプレーの処理でさらに安定すると思います。アンプに接続する方のプラグも同様に処理しましたが、こちらは接触不良があったのでアンプに差し込んで何回か回す必要がありました。その後は安定しています。

この状態で使ってみましたが、今まで使っていたオーディオテクニカのATH-A1000Xに較べて よりフラットな印象です。ATH-A1000Xもモニタ的だなと思ったのですが、T50RP mk3nに較べるとドンシャリ傾向になります。音楽を聴くためのヘッドホンとモニタヘッドホンの違いが出ているようです。
個人的には、T50RP mk3nの方が好みの音なので、こちらを常用することになりました。
但し、セミオープンヘッドホンの特性に合わせているため、ヘッドホンパッドが小さめで耳全体が納まりません。ネットを調べてみると、SHUREのHPACE840に交換すると耳全体が収まるようです。早速買ってみました。
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左がSHUREのHPACE840、右が付属のパッドです。穴の部分の大きさが違います。
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T50RP mk3nのドライバです。写真を撮り忘れましたが、ヘッドホン本体の窪みにスポンジが納まり、ドライバ部分以外を覆うようになっています。
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T50RP mk3nはモニタ用途にももちろん使えますが、音離れが非常に優れているので 音楽を聴いていても音の違いを聴き取ることができます。音の好みの問題はありますので 気に入るかどうかは別ですが、一台持って損のないヘッドホンだと思いました。
posted by lobs at 07:43| Comment(0) | ヘッドホン

2018年10月21日

ATH-A1000Xを手に入れた

今までヘッドホンはATH-A100Tiを使ってきました。その前はATH-A9Xを使っていたのですが、ATH-A100Tiとの音質差が予想外に大きく、ATH-A9Xは予備として保管状態になっていました。
最近になってATH-A1000Xを手に入れることができたので、ATH-A100Tiと聴き比べてみました。
ハウジングの色は、ATH-A100Tiは薄い青色、ATH-A1000Xは暗めの金色です。
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ヘッドバンドは大きく変わっていました。ATH-A100Tiは丸い線のバネを使って強く頭を抑えるタイプ(ATH-W100も同様)です。これに対して、ATH-A1000Xは薄い板上のバネで軽く抑えるものになっていました。
重さも、ATH-A1000の方がかなり軽くなっています。
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当初の予想では、ATH-A100Tiとの音質差はそれほど大きくないのではないだろうと思っていました。しかし、意外と差がありました。
音の出方は、ATH-A10、ATH-A100、ATH-A1000の系統は似たような方向に揃えていると思っていました。この点は間違っていないようです。しかしながら、ハイレゾを謳っている関係か、最近の音の傾向なのか、低域と高域に再生範囲が広がっています。特に高域側の分解能が改善されている印象です。また、左右の音場が広がっています。このあたりは、プラグからアース線を左右に分けているためだろうと思われます。
普段聴く音楽の種類によって好みが違ってくるとは思いますが、ATH-A1000Xの方が新し傾向の音で私の好みの音でした。
posted by lobs at 18:55| Comment(0) | ヘッドホン