手に入れたT50RP mk3nです。


コネクタは接触不良を起し易いということなので、まずプラグにシリコンスプレーを吹き付け、ソケットに差し込んで何回か動かしました。ヘッドホン側のコネクタは元々安定していたようですが、シリコンスプレーの処理でさらに安定すると思います。アンプに接続する方のプラグも同様に処理しましたが、こちらは接触不良があったのでアンプに差し込んで何回か回す必要がありました。その後は安定しています。
この状態で使ってみましたが、今まで使っていたオーディオテクニカのATH-A1000Xに較べて よりフラットな印象です。ATH-A1000Xもモニタ的だなと思ったのですが、T50RP mk3nに較べるとドンシャリ傾向になります。音楽を聴くためのヘッドホンとモニタヘッドホンの違いが出ているようです。
個人的には、T50RP mk3nの方が好みの音なので、こちらを常用することになりました。
但し、セミオープンヘッドホンの特性に合わせているため、ヘッドホンパッドが小さめで耳全体が納まりません。ネットを調べてみると、SHUREのHPACE840に交換すると耳全体が収まるようです。早速買ってみました。

左がSHUREのHPACE840、右が付属のパッドです。穴の部分の大きさが違います。

T50RP mk3nのドライバです。写真を撮り忘れましたが、ヘッドホン本体の窪みにスポンジが納まり、ドライバ部分以外を覆うようになっています。


T50RP mk3nはモニタ用途にももちろん使えますが、音離れが非常に優れているので 音楽を聴いていても音の違いを聴き取ることができます。音の好みの問題はありますので 気に入るかどうかは別ですが、一台持って損のないヘッドホンだと思いました。