2020年07月14日

スピーカピン端子を買ってみた

ツィータなどのスピーカユニットを単体で鳴らしたりするときに、意外と困るのが端子です。スピーカユニットの端子はバネで押し付けるようなものがあるので、この場合は線を撚って差し込んでいます。しかし、何回も取り外しをすると線がボロボロになります。なんとかならないかと思い、ネットを探してみました。
イメージとしては、先端側に直径2mmくらいの金属棒が付いているプラグ状のものです。秋月を探すと、テストピンプラグがありますが、スピーカー用にはちょっと使い難いです。さらに探してみると、ピン端子型のプラグがありました。この形の端子は、決まった名前が無いようで商品名から探すとなかなか目的の商品にたどり着きません。
今回も懲りずにaliexpressに発注してしまいました。新型コロナウィルスの影響で、中国からの荷物がなかなか動かないことがありましたが、今回は半月くらいで到着しました。
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どんなものが来るのか心配していましたが、まともに使えそうなものが届きました。
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作りもしっかりしているようですし、ケーブルを締め付けるネジもちゃんと押さえつけできるような構造になっていました。
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2018年09月29日

ミニテーブルソーを買った

小さなプリント基板をたくさん作るときは、面付などの処理を行って簡単にカットできるようにするのが普通だと思いますが、値段が高くなってしまいます。そこで、1枚の基板に同じ回路の複数のパターンを入れて、出来上がってきた基板を切断することにしました。
この切断用にはNovelLifeのミニテーブルソーを買ってみました。値段の点ではaliexpressが安いので、性懲りもなくaliexpressに発注し、約2周間で到着です。ネットで調べてみると切断した破片が飛んでくることがあるらしいので、保護めがねも手配しておきました。
届いたミニテーブルソーには刃が装着されていませんので、プリント基板用の回転刃を付ました。また、粉が舞い散るので掃除機で吸い込みながら作業することにします。
使ってみると、簡単に切断できました。あと、やはり切り終わると同時に切断片が飛んでくることがあるので、消しゴム付きの鉛筆を使って押さえながら作業しました。このアイディアもネットに情報があったので採用させてもらいました。もちろん、鉛筆は100円ショップで購入しています。
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長さ方向に切り終わったら、次に斜めカット部分を切ります。出来上がる基板のサイズが小さいので、この段階で切っておかないと あとで作業が面倒になってしまいます。
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ミニテーブルソーでの作業は非常に順調に進み、最終の形になるまでそれほど時間がかからずに終わってしまいました。
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基板の切断にこのミニテーブルソーは非常に有効です。厚みのあるサイズの大きなものを切る用途に向きませんが、金属棒、金属板の切断もできますので、一台あってもいい道具のような気がしました。
posted by lobs at 13:57| Comment(0) | 部品

2018年06月10日

aitendoで買ったOSコンらしきもの

だいぶ前になりますが、aitendoで6.3V 270μFの電解コンデンサを買ったことがありました。小型で、外観はOSコンデンサというか固体導電性高分子コンデンサのようなものです。
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すぐに使おうと思って買った訳ではなく、安かったこととOSコンらしき外観に惹かれてしまっただけです。しかし、買ったはいいのですが素性が分からないのでほったらかしになっていました。
最近になって、Anarog DiscoveryとFRAplusを使い、インピーダンスが計れるようになったので測定してみることにしました。
コンデンサのインピーダンス測定ではインピーダンスがほぼゼロになるまで低下しますので、一定電圧で測定するには無理があります。また交流電圧をある程度掛けたいので、FRAplusアダプタだけでは電流が不足することが考えられます。そこで前に作った補助アンプを使い、0.3V出力で10Ωを挟んで電解コンデンサを測定してみました。この条件では10mΩまで測定できそうです。もっと低いところまで測定する場合は1Ωの抵抗に変更すればよさそうです。
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インピーダンスの測定結果です。今回は電解コンデンサを電圧印加処理すること無くそのまま測定していますので、電解被膜の形成が不十分のままである可能性があります。また、配線はワニ口付きのケーブルで接続していますので特性の暴れが出ているはずです。
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aitendoから買った6.3V 270μFは優秀です。容量も問題ないようです。ハイブリッドコンデンサも測定してみましたが、OSコンデンサをほぼ同等の特性です。これに対し、通常の電解コンデンサは事前に電圧を印加する処理をすれば違った結果になる可能性はありますが、インピーダンスが下がっていませんでした。

Analog DiscoveryとFRAplusアダプタ、それにFRAplusを使うとこのような測定が簡単にできます。miyaさん、ARITOさんに感謝です。
posted by lobs at 07:39| Comment(0) | 部品