2020年01月20日

Raspberry Piのケース

Raspberry Piを音楽再生に使おうとしたとき、市販品のケースだと目的に合うものがなかなか見つかりません。このため、一番新しく買ったRaspberry Pi 3B+にDAC基板を載せたものは、ほぼ裸の状態で使っていました。しかし、ショートの危険があるので納まりのよいケースを探していました。
DAC基板には動作状態を示すLEDが載っているので、私的にはこれを見ることが必要条件になります。このため、透明のケースを探すことになります。最近、100円ショップに行った時にカードケースを見つけました、透明でDAC基板のLEDを見ることができるので、うまく加工すればRaspberry Piのケースに使えそうです。
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ケースを穴あけ作業をしてみると、意外と丈夫で加工性が良いようです。ドリル、ニッパ、木工ヤスリを使って加工していきます。
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音楽プレーヤとして使う時に一番欲しい機能がRCAコネクタになります。これを取り付けます。
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Raspberry Pi本体は裏側からネジで固定します。
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DAC基板のコネクタに接続して、使える状態になりました。
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電源とLANケーブルを接続して動作確認をしているところです。
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見栄えは悪いですが、ケースに収めることで安心して使うことができます。ケースの加工も意外と簡単に済みました。
posted by lobs at 21:52| Comment(0) | ネットワークプレーヤ

2019年08月15日

MusicBeeとVolumioの連携

手元にあるRaspberry Piですが、Model B、Model 2B、Model 3B+に増えてきました。これに載せているDACはI氏が配布した基板と、SPDIF出力用のPiFi Digi基板を使っています。
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普段はModel BにPifi Digi基板を載せたものにVolumioでインターネットラジオを聞いています。プラグインを使うと文化放送とか日本放送なども聞くことができるので便利です。
また音楽ファイルを再生するときは、Raspberry Piに接続したUSBメモリに入れたファイルを使っています。ただ、USBメモリにFLAC形式で入れているので容量の範囲内に格納できる音楽ファイルが限られます。このため、音楽を再生している時にPCに格納している音楽ファイルを再生してみたいと思うことがあります。
もちろん、ネットワークで繋がっているので音楽ファイルをRaspberry Piに転送すればいいのですが、USBメモリやSDカードの拡張部分の容量がぎりぎりだったりすると転送は難しくなります。また、NASを使う方法もありますが、ネットワークのセキュリティが危なくなっている時代ですので家庭内のネットワークであってもNASを置くのは抵抗があります。
Volumioに外部から音楽信号を転送する方法にはiphoneだとAirplay、androidのスマホだとHi-Fi castなど色々あります。しかし、windowsを調べてみると需要が限られるせいか意外と少ない印象です。
情報があったのはSonyのMedia GoとMusicBeeあたりです。Media Goは既に配布が終了しているので、MusicBeeを使ってwindowsPCからVolumioに音楽データを送り、再生する方法を試してみました。
MusicBee(https://getmusicbee.com/)と
MusicBee用のUPnP/ DLNAプラグイン(https://getmusicbee.com/addons/plugins/11/upnp-dlna-device-support/
をダウンロードし、まずMusicBeeをインストールします。次に、MusicBeeのPluginsフォルダにUPnP/ DLNAプラグインを解凍した mb_Upnp.dll を入れます。
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MusicBeeを起動して左上のメニューから設定ボタンを押し、
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プラグインを見ると、MusicBee UPnPが追加されています。
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Raspberry Piを起動してVolumioを立ち上げ、ネットワークからアクセスできる状態にして、MusicBeeの設定からプレーヤーを選びます。出力の中にVolumioが見えるようになっているので、Volumioを選択します。MusicBeeはVolumioに音楽を転送するだけに使いますのでこのようにしています。ちなみにPCで音楽を聴く場合はFoobarを使っています。
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この状態でMusicBeeで音楽を再生するとVolumioが動いているRasiberry PiのDAC出力から音が出ます。
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Volumioの状態を見ると、MusicBeeで再生している音楽データが転送されてきていることが分ります。
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これらの作業の中で気がついた点ですが、一回目の音楽ファイルを再生する時に頭の部分が再生されなくなることがあります。この現象はRaspberry Piの性能に依存するようで、Model 3B+だと問題になりませんが初期のModel Bだと使えないレベルです。まあ、ラジオを聞くとか、連続で音楽ファイルを再生するときは大丈夫ですが・・・・

以上のような作業で、Raspberry Pi+Volumioがより便利に使えるようになりました。試聴会で使うとか、色々な用途がありそうです。
posted by lobs at 17:55| Comment(0) | ネットワークプレーヤ

2019年04月16日

WiFi無線LAN USB子機を買ってみた

Raspberry Pi 1B或いはRaspberry Pi 2B用にWiFi無線LAN USB子機を買ってみました。手元にいくつかあるのですが、Raspberry Pi全部に行き渡らないので追加で購入です。
amazonで2.4GHz、300Mbpsのものが送料込みで380円で売っていたのでこれに決めました。中華製なので念のため2個手配しました。
届いたものが以下の写真になります。
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これをRaspberry Pi 1Bに付けて、電源を入れ、Volumioを起動します。中華製なので不良品の確率が高いし、VolumioにこのWiFi子機のドライバが無いと設定が面倒になるといいうこともあって少し不安な気持ちで待っていたら、WiFiを認識して無事接続できました。よかった!!

(4月17日追記)Volumio 2.565で簡単に接続できたように書いてしまいましたが、どうもそうではないようです。他のRaspberry Piでも確認してみたところ、以下の手順が必要のようです。
(1)このWiFi子機をRaspberry Piに差し込み、一度電源をONにした後にしばらく(5分間くらいか?)放置しておきます。
(2)その後電源をOFFにして再度電源をONにします。
このようにすることでWiFi子機としてして接続できるようです。一旦認識してしまえば以後は普通に使えます。
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Raspberry Pi 1Bに付けて動作確認しているところです。
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ついでにRaspberry Pi 2Bにも付けて動作確認してみました。こちらは、SPDIF出力基板を載せています。
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とりあえず動作することは確認できたので、あとは長期間使用してみて安定動作するかどうか調べることにしたいと思います。
posted by lobs at 19:05| Comment(0) | ネットワークプレーヤ