2017年11月23日

LOG-ATT高機能版の製作開始

手作りアンプの会で製作したリレーアッテネータLOG-ATT-V3の前に、I氏から高機能版の基板を譲り受けていました。こちらはケースに実装する必要があるので、どのような形にするか構想を練ってはいたのですが、なかなか進まないうちにLOG-ATT-V3を先に作ることになってしまいました。また早い段階で譲り受けたため、基板パラーンにミスがあるのですが、もたもたしているうちにI氏が修正版を作ってしまっていました。
このままだといつまでたっても作れない可能性が出てきたので、まず基板だけでも組んでしまおうと思い、作り始めることにしました。

コントローラ基板です。左側にパターンミスがあるのでパターンカットとジャンパー処理をしています。
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コントローラ基板の裏面というか、操作面がこちらになります。ケースに納めるときは、外付けのロータリーエンコーダと外付けのIR受信部、それに外付けのLED表示器を接続する予定ですが、動作確認を行うためにはコントローラ基板単独で動作するようにしておいた方が便利なので、このようにしています。
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リレー基板です、まだ抵抗は載せていません。動作確認であれば、アッテネータ用の抵抗がなくてもとりあえずOKです。OSコンが2個載っていますが、これは背が低いので使用しています。特性にこだわった訳ではありません。
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配線ミスがないかチェックしてから電源を接続すると、一発で動作しました。念のため、リレーがちゃんと動作しているかテスターでリレーを一個ずつ接点の確認をしてみましたが問題ないようです。
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次の作業ですが、リレー基板がもう1枚手元にあるのでそれを組立ることと、アッテネータ用の抵抗を載せることになります。将来構想としては、リレー基板を3枚接続してアンバランス6チャンネルの音量調整をするつもりです。このため、I氏にリレー基板を1枚追加のお願いをしておきました。
posted by lobs at 21:47| Comment(0) | リレーアッテネータ

2017年11月19日

抵抗による音の違い

リレー式アッテネータで使用している抵抗の違うものが3種類集まったので、聴き比べてみました。
M氏が作った進工業のRE55抵抗を使ったリレー式アッテネータ、O氏が作ったタクマンREY抵抗を使った手作りアンプの会標準セット、それに私が作ったBISPAのLGMSF抵抗を使ったものです。

抵抗の違いによる音の変化は、1本の抵抗を変えて比較試聴しても その変化はそれほど大きくないと思われます。このため、同じ品種の抵抗をなるべく多く通過させて音の変化を確認することが望ましいでしょう。今回作ったリレー式のアッテネータは、多数の抵抗を使いますので、抵抗の違いによる音の変化を確認する目的にはぴったりです。
但し、品種の違う抵抗で作ったものが集まるかどうかが問題です。この点、我が手作りアンプの会には、他人と同じものを作るのはいやだという人が私を含めて多くいます。そして集まったのが前記の三種類となります。

M氏が作ったアッテネータの内部です。進工業のRE55を組み合わせて減衰特性を理想的な状態にしています。
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比較試聴の様子です。O氏宅にお邪魔させて頂きました。
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最初に書いておきますが、聴いてすぐに分かるような違いはありません。曲の中で、違いの出る所を聴き比べることで差が分かるような感じです。ですから、以下の評価結果は強調して書いていると判断して下さい。

BISPA LGMSFと進工業RE-55は、音の左右の広がりは同じ傾向です。これに対してタクマンREYは、スピーカー中央の音を強調して前に押し出すような印象があります。またタクマンREYは、BISPA LGMSF、進工業RE-55に較べて落ち着いた音です。進工業RE-55はソースによっては微妙に神経質になることがあります。BISPA LGMSFは両者の中間で進工業RE-55寄りになります。
音のクリアさというか、細かい分解能というか、澄んだ音に聞こえるのはBISPA LGMSFです。タクマンREYは、中央の音を前に押し出すような感じになるため、細かい音が聴き分け難くなるような印象があります。進工業RE-55は2本直列にして減衰特性を合わせているため、微妙に不利な結果になりました。
面白いのは、タクマンREYの音量が少し小さく聴こえることです。計算上の減衰特性の違いは視聴した減衰特性の時に、BISPA LGMSF使用品が一番レベルが低く、タクマンREY品がそれより0.3dBほどレベル高く、M氏の進工業RE-55使用品がさらに0.6dBほど高いのですが、BISPA LGMSF使用品と進工業RE-55使用品が同じような音量に聴こえるのに対してタクマンREY品が微妙に低く感じます。

聴き較べた結果、大きな違いはなくて良かったという感想です。もちろん、違いはありますし、抵抗の違いを追求する価値はあると思いますが、優先度は低いのではないでしょうか。
世の中で音響用とかオーディオ用とか、或いはオーディオ用として評価されているものを選んでおけば大丈夫でしょう。
posted by lobs at 06:29| Comment(0) | リレーアッテネータ

2017年10月15日

ついでに負荷抵抗5kΩの計算-実測比較

前の続きでATT抵抗の設定値が10kΩのとき、負荷抵抗を5kΩにした場合の計算と実測の比較です。これは、アッテネータ抵抗の設定値よりも入力抵抗の低いアンプを接続した場合を想定しています。
実測はパソコンからWavwGeneで1kHzの信号を出し、ヘッドホンアンプで3Vに増幅してアッテネータに送り、ミリバルで測定しました。ちなみにヘッドホンアンプは自作で、出力段の電圧が±10Vくらいあり、交流の3Vは問題なく出力できます。出力抵抗は2Ωくらいです。
まず、負荷抵抗を5kΩとしたときの特性を計算した結果です。
10k_BISPA_負荷5k_入力側2Ω.jpg

大きな段差が出る場所がいくつかあります。
この計算値と実測値を比較すると以下のようになり、完全に重なってしまいます。
10k_BISPA_負荷5k-計算実測比較.jpg

以上のように、計算するだけで十分特性を把握できることを再確認しました。
posted by lobs at 19:47| Comment(0) | リレーアッテネータ