2019年01月13日

はんだごて温度コントロール基板 定数の変更決定

前回の記事で定数を変更しましたが、コンデンサ容量の最適値を求めきれていませんでした。Spiceでシミュレーションできる現象ではないようなので、コンデンサを取り替えて試行錯誤する必要がありそうです。
そこで基板から配線を引き出し、ワニ口クリップでコンデンサを取り替えてみることにしました。
外付けのトランスは9Vのものを使っています。(菅野電機研究所 SL-09220の片側巻線を使用)
DSC_0580s.jpg

結果からいうと、回路図は以下のようになりました。
solder_temp_cont_TLP627_201901-2s.jpg


C1とC12の容量を変えて確認した結果です。表の中でチラツキと書いているのはLEDにノイズ的な点灯が見えている状態を示します。(ここから表まで広い改行になっていますが、ブログの仕様のようです)











番号C1(uF)C12(uF)状態
12.210前の記事の値。少し間隔が長い
20.12.2チラツキが多いが、9番よりは少ない
30.14.7少しチラツキがある
40.110今回決めた値
50.133On-Off間隔が長くなるが1番よりは短い
60.147On-Off間隔が一番長い
7110On-Off間隔が4番と5番の間
82.22.2On-Off間隔が3番に近い
91000一番最初の条件。100μFに増やしてもチラツキが多い


LEDの点灯間隔(=はんだごてヒーターのONになっている時間の間隔)は以下のようになりました。
9番<2番<3番≒8番<4番(今回決めた値)<7番<5番<1番(前回決めた値)<6番

追加或いは交換するコンデンサですが、C1は以下のようになります。
DSC_0586ss.jpg

前回の記事でも同じ写真を出しましたが、追加するC12は以下のように付けます。
DSC_0571ss.jpg

前回の記事ではんだごて温度コントローラの気になっている点を見つけることができ、今回の記事で最終的な回路定数を決めることができたと思います。やっと解決です。
posted by lobs at 20:01| Comment(0) | はんだごて

2019年01月04日

はんだごて温度コントロール基板の修正

2018年の4月に組んだ基板(http://minor-audio.sblo.jp/article/182978986.html)ですが、動作は問題ないもののLEDの点滅する間隔が短か過ぎることが気になっていました。特に、精度を上げようと外部電源のトランスを使うと更に間隔が短くなります。
おそらく、はんだごて周辺からのノイズだろうと思っていたので、回路図のZD4とパラに10μFのケミコンを入れてみました。しかし、逆にLEDの点滅間隔が更に短くなってしまいました。
このことは、半固定と調整用のボリューム側のノイズが原因であることを示していると思われたので、ZD2とパラに10μFのケミコンを入れたところ、点滅間隔が大幅に伸びて正常になりました。
以前はC1に100μFを使っていたのですが、容量が大き過ぎることが分かりましたので2.2μFに変更しました。
solder_temp_cont_TLP627_201901sm.jpg

ZD4とパラに入れる10μFのケミコンは、基板の裏側に付けます。
DSC_0571ss.jpg

C1も容量が大幅に小さくなり、C2と同じものを使うことができるようになりました。
DSC_0575ss.jpg

当初予想していた場所とは違っていたものの、ノイズによるLED点滅間隔の問題は解消しました。
あとは、今まで作ってくれた人の基板を修正しなくてはいけない・・・・。どうしようか・・・・
posted by lobs at 13:23| Comment(0) | はんだごて

2018年04月14日

はんだごて温度コントローラ 前田さんバージョン5

今回作った基板は、秋月のユニバーサル基板と同じサイズにしています。こうしておけば、今まで使ってきた入れ物に入っている基板を簡単に入れ替えることができます。
DSC_0128s.jpg

さて部品を集めて作り始めましたが、この基板だと作業が楽です。ユニバーサル基板だとどうしても配線ミスが出やすいです。実際に、過去に作った基板をいじっていて、はんだ付けしてあるはずの線を引っぱったら簡単に外れてしまいました。今まで故障しなくてよかった。

組み上がった基板です。
DSC_0099s.jpg

動作確認するために、CX-40用に作った基板と交換してみました。基板上の半固定抵抗は、交換前の値と同じになるように設定しておきます。今回は基板単独で動作させてみます。
いきなり電源を入れるのは怖いので、スライダックを使って徐々に電圧を上げようとしました。

しかし、スライダックの電圧がゼロなのにスイッチを入れたらランプが点燈してしまいました。何故???と考えている間に温調が効き始めてLEDが点滅を始めます。ここまで来て、ようやくスライダックではなく直接AC100Vに繋いでいたことに気が付きました。
DSC_0119s.jpg

結果的には全く問題なく動作したことになりましたが、ちょっと慌てました。

5分くらいしてから、コテ先温度計で測定してみましたが、ほぼ設定通りの温度になっています。
DSC_0124s.jpg

あとは、自分の分の基板を組み上げることと、他の人に押し付けた基板が故障したときの予備基板を作る予定です。
posted by lobs at 22:14| Comment(2) | はんだごて