

冷却ファンは常時回転するようになっているようです。煩いので回転を抑える抵抗を直列に入れることにします。

とりあえず、ファンを使わない状態で動作試験をしてみました。電源の温度上昇は感じられず、特に問題なく動作していました。大音量を連続で再生するような使い方以外であれば、ファンの回転数を抑えた状態で問題ないようです。

ファンの回転を抑えるための抵抗は試行錯誤の結果、680Ωをパラにして340Ωとしました。スイッチで抵抗をショートできるようにしています。このとき、抵抗の両端には約12V、ファン側には約5Vの電圧が発生していました。

抵抗を直列に入れて回転を抑えた状態だと、ファンの音が殆ど聞こえなくなります。
前回のブログで紹介した電源のフィルタを入れた状態で、A07に付属してきた32VのACアダプタと今回のスイッチング電源の再生音を比較してみましたが、大きな差はないように感じました。
A07は、さすがに半導体無帰還アンプと較べると音の差がかなりあり通常使うアンプにはなりません。しかし、QUAD77パワーアンプと較べると似たような傾向の音になります。QUAD77パワーアンプよりも音が硬めですが、持ち運び用のアンプとして大出力、小型のアンプとして使えるレベルなのではないかと思いました。