手元にあるスマホのカメラを利用するソフトがないかと思って調べてみると、iVCamとかDroidCamがありました。検討を始めた頃は、iVCamにはUSB接続機能がなかったようなので、DroidCamを使うことにしました。
DroidCamは、その名前の通りAndroidスマホでしか使えません。手元に昔使っていたArrows M02があるのでそれにインストールしてみました。
使い方はネットを調べると沢山あるので設定に苦労はしませんが、USB接続をする場合は「開発者向けオプション」の「USBデバッグ」をONにしておく必要があります。
あと はまったのがスマホのFront Cameraを使う設定です。
ネットにあったちょっと古い情報だと、「Settings」メニューの中に「Use Front Camera」のチェックボタンがあることになっています。これがあるものと信じ込んでいましたが、下のスクリーンショットのように見当たりません。

このため、背面のカメラを使っていました。その点をGoogle Play Storeに評価を書き込んだら、早速Dev47Appsの担当者からメールが届いて、「Camera」メニューの中を見たのか? という指摘がありました。操作してみると、「Camera」の下にメニューがありました。
ここで、「Front」を選ぶと前面カメラが使えます。

PC側には同じくDroidCamAppをインストールします。これを起動し、スマホのDroidCamを起動してPC側からスマホ(M02)を選択します。USB接続であることと、「Audio」にもチェックが入っていることを確認し、「Start」ボタンを押すとスマホがwebカメラとPCマイクとして使えるようになります。

有料版(500円くらい)は、拡大縮小、ミラーなどの操作も可能です。

何故前面カメラにこだわるかというと、前面カメラにしておけば通話中にスマホ側からも簡単に操作できるようになるし、スマホの状態の確認も容易です。やっぱり、前面カメラを使うのが便利だと思います。あと、個人的な理由ですが、スマホスタンドとしてこれも手元にあるミニバイスを使っています。前面カメラを使うようにしておけば、スマホの画面がミニバイスに当たることがなくなります。

先週、背面カメラの状態でしたが zoomの会議に参加して、カメラとマイクの両方とも特に問題なく使えることが確認できました。マイクを用意しなくて済むのはありがたいです。また、USB接続だと通信が安定するようなのでその点でも安心です。
最近、iVCamもUSB接続に対応するようになったという情報がありますので、iphoneユーザーはこれをwebカメラとして使ってみたらいいかと思います。