2019年07月15日

ダイナミックマイク用XLRコネクタ内蔵アンプの基板設計

だいぶ前に、FOSTEXのM505用マイクグリルインナースポンジのことを書きましたが、このマイクを高音質で使うためにXLR内蔵アンプが使えないか考えていました。
http://minor-audio.sblo.jp/article/185448422.html
昔は「SM57」の本体に内蔵されているトランスをアンプに置き換えた「V.I.R 57TL」があったようなのですが、マイク本体を改造するのはちょっと抵抗があります。マイク本体の直近にマイクアンプを付けてみたらどうなるのかということを試してみたいのです。マイク直近で信号電圧を増幅すれば、音質の劣化を防ぐことができる可能性があります。
回路は、WM-61A用のXLR内蔵アンプを少し変更すればそのまま応用できます。
D23sch_s.jpg

基板サイズは、10mm×23mmにしています。このサイズのアンプは三太郎さんに作ってもらっているので、XLRコネクタ内部に収まるはずです。
回路の割に基板が大きめになったのは、
(1)回路図のC4に使える表面実装の小型ケミコンが高価なので、通常の小型円筒形OSコンにしたこと、
(2)電源電流が、逆方向に流れる部分をなるべく少なくするようなパターンにしたこと、
(3)パターン剥離が起こりやすい端子部分、ケミコン部分については、片面のはんだ不良が起こってもそれをカバーするビアを入れたこと、
などのためです。
D23brd_s.jpg

基板はいつものFusionPCBに発注しました。面付で多数の基板をまとめているので、届いたらまた切断作業が待っています。
posted by lobs at 17:00| Comment(2) | 録音
この記事へのコメント
 此のアンプですが、カートリッジのシェルに乗せて、ボタン電池で駆動した場合、MCヘッドアンプとして、応用可能でしょうか?
Posted by 関澤@池袋 at 2019年07月17日 23:29
関澤さんのアイディアは考えたことがなかったです。
トーンアーム周りの配線・回路にもよりますが、エレクトレットコンデンサカートリッジを使った経験からだと、アンプ側から15Vくらいの電圧を供給することはできそうです。ボタン電池よりはこの方法が実用的だと思います。
マイクと同じようにEQアンプからホット、コールドに15Vくらいを供給し、カートリッジからアンバランス或いはバランスで受けて増幅し EQアンプへバランスで送り出す方法がありそうですね。
このマイクアンプ回路も専用化すれば10mm×15mmくらいの基板サイズにすることが可能なのでカートリッジとシェルの間に収めることができると思います。
Posted by 蝦名 at 2019年07月18日 07:22
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