PX-238の回路図を以下に示します。正確である保証はありませんので、取扱には注意してください。
VR1はオリジナルでは2kΩですが、500Ωに変更しています。これに伴い、R10の1kΩを追加しています。
半固定抵抗に流れる電流は、R1の100kΩの抵抗と直列になっています。電流が小さい理由が分かりました。

ちなみに、この基板に使われているチップ抵抗は下の写真で分かるように4桁の表示です。1%級とか2%級の抵抗だと思われます。回路的には高精度の抵抗を使わなくてもいいような気がしますが、設定温度の安定性を確保するためでしょうか。

今回交換する半固定抵抗は、プラス側とセンターの接点をショートしたものにします。下の写真のようにして基板に載せました。

これで、少し気分的に安心して使えます。