2017年12月28日

Aさん用アンプ基板を載せ替え

2005年に半導体無帰還アンプの基板を設計したときに、Aさんが作ったアンプです。
左右が完全に独立していて、しかも左右の電源スイッチが別々にあるというこだわった設計になっています。ヒートシンクは、U氏から頂いたものをさらにAさんに譲って組み込んで頂きました。
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基板の部品の数は、最新版に較べるとだいぶ少ないです。
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基板を入替えた後の状況です。基板のサイズは同じにしていますのでそのまま取り付け出来ます。配線の長さが足りない部分は線を継ぎ足して納めました。
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右側のチャンネルは、1本だけ配線を継ぎ足しましたが、殆どそのまま納めることができました。結果として写真のようにすんなり納まっています。左チャンネルは逆に配線の長さが足りない部分が多くて、その分引き回しが長くなりましたが、無事納めることができました。
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交換後の基板が以下の写真になります。交換前の基板に較べると、部品の数がだいぶ違います。
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基板を交換した後に、調整をしました。基板単体で動作する所まで確認していましたので、特に問題なく動作しました。また、今回は反転入力側の直流帰還に使っているバイポーラケミコンに予め電圧を掛けて、リーク電流を低下させておきました。但し、調整がすんなり終わってしまったので、効果があったのかなかったのか不明でした。
明日、Mさん或いはOさんに一旦渡すことになっています。今回の基板は抵抗を変えてあるので、どの程度音が変わったか評価してもらいたいと思っています。
posted by lobs at 13:59| Comment(0) | 半導体無帰還アンプ
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