2017年09月03日

E12系列のみの抵抗でリレーアッテネータを組むとすると

8月20日の書込では、BISPAで購入できるLGMSFを使って組み合わせてみました。減衰特性はE24系列の抵抗を使ったときとほぼ同等になっていますが、実は入力抵抗の値が少し暴れます。
以降の計算は、前段アンプの出力抵抗を200Ω、後段のアンプの入力抵抗を10kΩとして計算しています。

E24系列の抵抗を使った場合の抵抗値は前にも出しましたが、以下のようになります。
att_5k_7bit_0.5dB_s.jpg

この場合の減衰特性、入力抵抗は、下図のようになります。
E24-0.5dB-7step.jpg

これを前回のように、130Ω→120Ω、910Ω→820Ω、4.3kΩ→3.9kΩ、5.1kΩ→5kΩ、43kΩ→39kΩに変更した時の減衰特性、入力抵抗は、下図のようになります。入力抵抗の変化が大きいことが分かります。但し、前段のアンプの出力抵抗が変わっても音量が変化するだけで減衰特性の段差はそれほど大きくなりません。
E12_Bispa-0.5dB-7step.jpg

さらに、E12系列のみの抵抗にした場合はどうなるかということですが、下記サイトで計算してみると
http://www.eijndhoven.net/jos/attenuator-calculator/index.html
抵抗値は以下のようになります。
Log_att_cal_E12-0.5dB-7step.jpg

この条件では、減衰特性、入力抵抗は、下図のようになります。減衰特性に段差が出ますし、入力抵抗も更に暴れます。
E12-0.5dB-7step.jpg

このままだと具合が悪いので、下側の3.3kΩ→3.9kΩ、同じく下側の1kΩ→820Ωのように変更すると、下図のように変わります。減衰特性が素直になりますが、入力抵抗の暴れは大きくなります。但し、前のときと同様で、前段のアンプの出力抵抗が変わっても音量が変化するだけで減衰特性の段差はそれほど大きくなりません。実用上は、これで十分でしょう。
E12改-0.5dB-7step.jpg
posted by lobs at 22:59| Comment(0) | リレーアッテネータ
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