
マイクカプセルは銅管に入れますが、銅管の底の部分は下側のゴム板に当てるので配線を引き出す切り欠きを作ります。

シールドは銅箔テープを貼り付けて、アースに接続しました。はんだ付けが簡単にできるので、リード線の引き出しも容易です。

マイクカプセル、基板、配線を繋いで動作確認をします。

今回使った基板は、差動の2SK880にソースに抵抗を入れたものです。2SK879を使った場合とゲインはほぼ同じですが、無選別でFETのバラツキを抑え込めないかということを考えてみました。結果的に、電流の違いは小さくなっていました。

基板とシールドが接触してショートすると動作しなくなりますので、ポリエチレンのシートを使って絶縁します。

基板、マイクカプセルを入れた銅管、配線などは固定していません。上側のゴム板を被せて納めます。銅管を入れる穴は、銅管を入れやすくするため下側を広くしてあります。
組み立てた状態です。

裏側は、ダイソーの防振剤をはめ込んでいます。

動作確認しています。特に問題なく動作し、ノイズも大丈夫でした。

ゴム板はある程度の重みがあって、強度もそれなりにあります。踏まれても耐えられそうなマイクに仕上がったようです。