http://minor-audio.sblo.jp/article/185113643.html
このために、下記URLのようなエミッタフォロワ出力タイプの基板を作ったのですが、ベース抵抗を大きくしたせいか音質的に好みではありませんでした。
http://minor-audio.sblo.jp/article/187614005.html
次に、p-cHタイプのFETを使った回路を考えたのですが、使えそうなFETは製造中止になっていて入手困難です。この話を三太郎さんにしたら、n-cHのFETを使ったカスコード接続にしたらというアイディアが出てきました。n-cHのFETだと2SK880のチップFETが使えますので、XLRコネクタ内部に収めることは容易になります。
https://heng-rimo.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-f5cb13.html
そこで、基板を作ってみることにしました。
回路図は以下のようになります。

いつものように、Fusion PCBに発注して出来上がってきました。

カット後の基板です。サイズが小さいので大量に出来上がります。

この基板をXLRコネクタに組み込んでみました。

この基板を川崎G寺O和尚に提供したら、謎のアダプタに組み込んで作り上げていました。このアダプタを使って継ぎ足しで50mにしたケーブルで実験してみたところ、アダプタの有無で20kHzのノイズレベルに違いが出ました。アダプタありの50mケーブルとアダプタ無しの1mのケーブルの場合とでは殆ど差が無いので、カスコード接続アダプタの効果はあるようです。
次回は、100mのケーブルで実験してみようかと思っています。