2019年02月04日

WM-61A改+XLRコネクタ内蔵アンプとDR-100mk2内蔵マイクのノイズ比較

WM-61A改(ソースフォロワ)をXLR内蔵マイクアンプで増幅して録音できるようにしました。特に問題なく録音できることは確認できたので それで満足していたのですが、三太郎さんからノイズレベルはどうなっているのか?という質問がありました。三太郎さんの回路は下の記事に示すように、マイクカプセルの信号をドレイン、ソース側の両方から取り出していて、6dBほど感度が高めになっています。この回路の違いがノイズレベルに影響するかどうかを確認したいようです。
WM-61A改の回路
http://minor-audio.sblo.jp/archives/20181224-1.html
XLR内蔵マイクアンプ回路と単独の特性
http://minor-audio.sblo.jp/archives/20181116-1.html
三太郎さん用マイクアンプの回路
http://minor-audio.sblo.jp/archives/20181027-1.html

そこで、測定してみることにしました。
まず、パソコンからWaveGeneで1kHzの信号を送り出しスピーカーから再生します。
DR-100mk2のLINE出力を別のパソコンに接続したSE-U55GXに入れ、WaveSpectraで測定します。このとき、DR-100mk2のアッテネータは最大感度にし、録音ボリュームを調整してWaveSpectraの1kHz信号が大体-30dBになるようにしました。また、ステレオモードにして左右の両方を取り込んでいます。
DR-100mk2の電源は、大容量のモバイルバッテリーから5Vを供給しました。モバイルバッテリーを使用すると、内臓の電池を使用した場合と同等レベルににノイズが下がるのでお勧めです。ちなみに、モバイルバッテリーは旧タイプのYooboo 20000で、重くて大きいですが安く買えたものを使っています。
部屋の中の騒音レベルを下げるために、パソコン以外の器具は止めるようにしました。また、なるべくマウスなどの操作音など音を出さないように作業しました。それでも、道路や近所からの音があるので低域側のノイズレベルは高めになります。

まず、DR-100mk2内蔵マイクです。ominiモードで測定しました。
WS_data_内蔵_omni._sjpg.jpg

続いてWM-61A改+XLR内蔵アンプ(2SK879)です。マイクの位置は大体同じになるようにしています。
WS_data_WM-61A-1_K879s.jpg

WM-61A改+XLR内蔵アンプ(2SK2145)です。
WS_data_WM-61A-2_K2145s.jpg

感度が一番高くなる2SK2145を使ったマイクだとDR-100mk2の録音ボリュームレベルが一番低くなり、結果的に1kHzあたりから高域側のノイズレベルが一番低くなっています。これに対して、DR-100mk2内蔵マイクは感度が低めで録音ボリュームを上げる必要があるためか、ノイズレベルが一番高めでした。
低域側はその都度状況が変わるので、なるべくノイズレベルが下る時にデータを取り込んでいます。DR-100mk2内蔵マイクのレベルが若干低めかなという結果でした。

XLR内蔵アンプのノイズレベルはかなり低く、問題になることはないようです。また、WM-61A改とXLR内蔵アンプを組み合わせても十分ノイズレベルが低く、WM-61Aの素性の良さを確認できました。
よかった・・・・!!!
posted by lobs at 12:11| Comment(0) | 録音