2017年04月02日

DP-7000の修理 その9 5V電源を三端子レギュレータ化

前回KU-211の基板のコンデンサ類を交換したらロックがかからなくなったことを書いた。その後、念のためコントローラのTCA955を交換したが変化なし、TCA955周りのコンデンサの容量を変えたら余計症状が重くなった。
一番可能性の高いのは、KU-212基板のモータードライブアンプ部で、出力のトランジスタあたりだと思われる。ここは、TO-66のトランジスタを使っているが、これをそのままTO-66に交換しようとすると値段が高すぎて買う気になれない。このため、TO-220のトランジスタに置き換えることになる。
TO-66をTO-220に置き換えるのはそれほど大変ではなく、フルモールドでない普通のTO-220を使えば若干の加工で置き換え可能である。KU-220で使っている2SD258の代替は、最近セカンドソース品が入手できる2SC2334が使用できる。
あと、もう一つ気になっているのは5Vの定電圧電源である。2SC830を使った高帰還型で若干不安定な印象がある。KU-210のロジックICが載っている基板の5V系電源のパスコンを47μFから220μFに変えただけで不安定になる。
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そこで、TO-66の石をTO-220に置き換える練習を兼ねて2SC830と7805の三端子レギュレータに置き換えてみた。
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正電源用の三端子レギュレータは、トランジスタを置き換えるためには足の加工が必要になるが、特に問題なく置き換えできた。動作も問題ない。
次は、モータードライブアンプの調査とトランジスタの交換を行う予定である。
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2017年03月20日

DP-7000の修理 その8 KU-210基板修理完了

前回ストロボ補助光を緑LEDにしたところまで書いたが、やはり緑LEDでは色調が合わないようでストロボが見難い。そこで、青色のLEDに変えてみた。電流は約0.3mAである。
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ストロボがかなり見やすくなった。デジカメの写真そのままだと正しく色を再現できないので、編集ソフトで色を変えて実際の見た目に近づけたものを以下に示す(実際はストロボの橙色の間にある紫色はもっと暗いが・・)。イメージはなんとなく分かってもらえると思うが、かなりいい感じに変わった。
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ここまで来たので、まずKU-210基板で交換できるものは交換した。
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ロジックICも1個が壊れていることから残りも劣化している可能性があるので、74HC00はそのままで残りをLSタイプに交換した。
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裏側にはパスコンを追加している。DP-80のときもそうだったのだが、ロジックICにパスコンが付いていない。これが製品になった時代は、0.1μFの積層セラミックコンデンサがなかったのと、周波数が低いのでこうなったと思われるが、今だと付けるべきだろうと思う。
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交換した部品。
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次に、KU-211のコンデンサなどを交換した。しかし、ここで問題が発生した。クオーツロックがかからなくなった。理由を調査中である。
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2017年03月12日

DP-7000の修理 その7 ランプをLED化

DP-7000のボタンは、STOP以外は押すとランプが点燈する。しかし、ランプが豆球でしかも安定化した5V電源を使って点燈しているため、定電圧電源の負荷が重たい。ランプ一個あたり150mAくらい流れ、最大3個が同時に点燈すると500mAくらいを消費することになる。
このためか、内田さんから預かったときに、5V電源系のトランスからの線が基板にはんだ付けされていた。電流が大きいのでコネクタが耐えられなくなって、その対処として直接はんだ付けした可能性がある。
これらのことから、ランプのLED化作業を行なった。

回転数切替と、START-STOP周りのランプ
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ストロボの補助用の緑色のランプ
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ガラス管ヒューズのサイズで、緑色に塗ってある。
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これらのランプをLEDに置き換えてみた。
回転数切替と、START-STOP周りは、直径5mmのオレンジ色のLEDに交換した。電流は5mAにしたが、これでも交換前よりも明るい。失敗だったのは、オレンジ色の赤みが強かったこと。小さなタングステンランプの色は赤みが強いと思ったのでオレンジ色を選択したのだが、電球色でもよかった感じである。
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ストロボの補助用の緑色のランプは、どうしようか色々考えたが、秋月で売っている角型のLEDをガラス管ヒューズの上に載せてみたら使えそうだった。もちろん、ヒューズの線は外してある。
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しかし、元のランプの光は非常に弱いらしく、1mA程度にしてもまだ明る過ぎてストロボのオレンジ色の光が見えにくくなる。結局0.3mAくらいにした。これでもまだ明るい感じである。
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今回の改造で、5V定電圧電源の負荷が大幅に低下したはずである。
あとは、コンデンサの交換で一段落となる予定である。
posted by lobs at 17:13| Comment(0) | アナログ・プレーヤー